【2024年最新】オーストラリアワーホリ1年の収支公開|出稼ぎできるの?

ワーホリのお金事情


1. オーストラリアワーホリで出稼ぎはできるのか?

昨今、「オーストラリアワーホリで月収50万円!」とか「ブルーベリーファームでがっつり稼げる!」みたいな話、まだまだ聞きますよね。

でもその一方で、「仕事見つからない…」「家賃高すぎて貯金できない…」って声も多くて、実際のところどうなの?本当に出稼ぎってできるの?と不安に思われている方もいると思います。

ということで今回は、私がオーストラリアでワーホリした1年間のリアルな収支をグラフ付きでぜんぶ公開します!

1年間で3つの仕事を経験し、それぞれの仕事内容・時給・生活費も詳しくまとめたので、これからワーホリに行く方や、出稼ぎを目指す方の参考になれば嬉しいです。

仕事探し方法については別の記事で書いているのでそちらも併せてご覧ください!

2. 【収支公開】オーストラリアワーホリ1年間の収入と支出まとめ

早速本題ですが、収支のグラフ・表を作ったのでこちらご覧ください!

    収入支出収支
8月$1,070$748$323
9月$2,031$699$1,332
10月$1,968$1,598$370
11月$2,057$2,977−$921
12月$1,000$2,279−$1,279
1月$1,280$2,922−$1,642
2月$2,703$2,444$259
3月$3,472$2,224$1,248
4月$4,073$4,372−$299
5月$3,502$3,783−$281
6月$3,832$2,686$1,146
7月$1,863$3,315−$1,452
Tax return$2,998

合計$31,849$30,047$1,802

結論から言うと1年で20万円ほどしか貯金できませんでした!!!!!!

年収は$31000、日本円で言うとざっと300万円ですね。

掛け持ちを始めてからは、ようやく**月収が平均$3,000(約30万円)**ほどに届いたかな?という感じです。

振り返ってみると、たくさんの反省点があります。

次の章では、月ごとの仕事内容や収入の変化を振り返っていきたいと思います。

「あれを削ればもっと貯金できたかも…」「これは完全に無駄な出費だった…」というものもいくつかあります。

ただ、私のワーホリの目的は“出稼ぎ”や“貯金”ではなく、人生経験を積むことでした。

だからこそ、貯金が少なかったことに対して特に後悔はしていません。

でも正直なところ、**あらゆる下調べが足りなかった…!**と反省しています。

これからワーホリを考えている方の参考になればと思い、リアルな体験をシェアしていきます!

3. 【仕事内容と時給】月ごとの収入の変化

【8月〜11月】ハウスキーパー

    収入支出収支
8月$1,070$748$323
9月$2,031$699$1,332
10月$1,968$1,598$370
11月$2,057$2,977−$921

時給平日$24、土曜$36、月曜日から金曜日の9時から14時の週5、1日5時間の勤務体系でした。

かなり特殊なのですが、仕事を紹介してくれるエージェントを使いました。そのため、渡航すぐは仕事探しの必要はなく、8月の中旬から仕事をすぐに始めました。

もし需要があればエージェントの紹介もできたらと思います。

ここはアコモデーションがかなり安く、2週間$150と破格でした。また、夜ご飯も込みで、最高のバイトでした。NSWの田舎エリアだったので、娯楽もなく、収入は少なかったですが、支出が少なく済んだため思ったよりは貯金できたなと思います。

【12月〜1月】韓国料理店

    収入支出収支
12月$1,000$2,279−$1,279
1月$1,280$2,922−$1,642

時給平日$24、土日29ドル、週2日、週10時間ほどの勤務体型でした。(時々欠員補助で増える事もあり)

NSWの田舎エリアでハウスキーピングの仕事をした後、11月後半にゴールドコーストに都市移動をしました。仕事探しの苦悩は最初に紹介した別記事でも書いているので是非ご参照ください。

ここで全く無計画のプランだったので、とても反省してます。おかげで$3000マイナスです。ワーホリ1年間を通して、この時期が1番キツかったです。以下、反省ポイントまとめてみました。

反省①家探しよりも仕事探しを先に始めたこと

反省②都市部ではなくローカルエリアで仕事探しをしたこと

反省③バックパッカーに泊まらずに、ホテルに数泊して宿代にお金をかけたこと。

とにかく仕事探しを早くしなくてはと焦っていたので、場所問わずレジュメ配りをしました。そのせいか、宿泊していたホテルからバスで1時間かかるところにトライアルに行かなくては行けなかったり、そこのエリアで家を探さないといけなく、家探しが難航しました。

田舎の方が穴場がある、などと情報を時々見ることもありますが、車を持っていないかつワーホリ初心者は絶対に都会で仕事探し・家探しをするべきだと思いました。なぜならお店が沢山あり、人の入れ替わりも激しいからです。ゴールドコーストで言うと、サウスポート・サーファイズパラダイスがいいと思います。

英語ができないくせに、ローカルエリアで始めるのはやめとけば良かったなと思いました。(実体験より)

諦めて、栄えているエリアで仕事探しを再開したところ、1週間ほどで仕事をゲットすることができました。

【2月〜7月】掛け持ち生活スタート

    収入支出収支
2月$2,703$2,444$259
3月$3,472$2,224$1,248
4月$4,073$4,372−$299
5月$3,502$3,783−$281
6月$3,832$2,686$1,146
7月$1,863$3,315−$1,452

2月からお寿司屋さんで掛け持ちを始めました!

時給は平日$30、土日$37、週20〜30時間の勤務体型でした。

時給もフェアワーク規定通り、かつ安定したシフトをもらうことができ、やっと生活が安定しました。

ただ、4月で日本に一時帰国をしたため支出が増えています。もしここで一時帰国をしていなかったら、2000ドルは貯金できていたのではないかと思っています。

また、7月にオーストラリアで国内旅行を一度しているので、そこでも支出が増えています。

【生活費・家賃・節約術】1年を通してかかった費用とは?

1番費用がかかったのは、都市移動による支出でした。

私はずっと週230ドルの家賃の家に住んでいて、勤務先が飲食店だったため、食費もある程度抑えることができました。

固定費としては以下の通りです:

  • 家賃:週230ドル
  • 食費:週100〜200ドル
  • 交際費:週100ドル前後
  • 保険(Bupa):月50ドル
  • 携帯(TPG):月25ドル

これらを合わせると、週の固定費はおおよそ400ドル前後に収まっていたと思います。

掛け持ちを始めてからは、週に700〜1,000ドルほどの収入があり、無理なく貯金できる状況でした。

物価についても「高い」とよく言われますが、スーパーでの買い物は日本と大差ないと感じました。

【結論】オーストラリアワーホリで出稼ぎはできるのか?

ここまで読んでみて、皆さんは「オーストラリアって本当に稼げるの?」と思いましたか?

私自身の正直な感想は、こんなに無計画でも、なんとか暮らしていけるんだなというものでした。

ただの飲食店のバイトをしているだけで月10万円の家賃を払いながら生活ができるオーストラリアってすごいなと思います。

もし日本に一時帰国せず、もう少し計画的に家探しをしていたら、1年間で50〜70万円くらいの貯金はできていたと思います。

さらに、英語力がもっとあって、接客業をしっかりこなせていれば、もっと稼げていたはずです。

メディアの情報に左右されず、自分の軸を持って行動したら、十分に経験を積むだけでなく貯金もして日本に帰れると思います!

もし、この記事が好評であれば2年目の収支もまとめてみたいと思います。

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