ニュージーランドとオーストラリアワーホリの違いとは?【給料・働き方を比較】

ニュージーワーホリ

ニュージーランドワーホリの現実

「オーストラリアワーホリで月収50万円!」「年収1000万円!」など、派手な投稿をよく目にしますよね。

同じオセアニアでも、オーストラリアは都市的で時給も高く、キラキラした印象があります。

一方で、「ニュージーランドつまらない…」「やることない…」など、SNSではネガティブな意見も時々みかけます。

今回は、オーストラリアワーホリ経験後に現在ニュージーランドワーホリ中の私が、両国を徹底比較してみました!

時給や働き方など、気になるポイントをぜひチェックしてみてください。

給料の違い|ペナルティやホリデーペイを徹底比較

時給・ペナルティペイ(土日・祝日手当)について

オーストラリアの方が全体的に時給は高めです。雇用形態ごとの待遇さも大きいので、少し詳しくみていきましょう。

🇦🇺 オーストラリアの最低時給とカジュアル労働者の待遇

  • 最低時給:24.95オーストラリアドル(AUD)/時間
    (2025年7月1日より適用)
  • カジュアル労働者の時給:31.19 AUD/時間※25%のカジュアル手当
  • 土日・祝日勤務はペナルティレートが適用される。

カジュアル労働者は有給休暇や病気休暇などの福利厚生がない代わりに、時給が25%増しになります。

詳しくは以下の記事もどうぞ👉

🇳🇿 ニュージーランドの最低時給とカジュアル労働者の待遇

  • 最低時給:23.50ニュージーランドドル(NZD)/時間
    (2025年4月1日より適用 )
  • カジュアル手当:法的な規則なし
  • 祝日のみペナルティが加算あり
    →法律上、祝日に働くと時給の1.5倍~2倍+休み(代休)がもらえることが多い

ニュージーランドでは、土日手当やカジュアル手当がないため、オーストラリアに比べて「稼ぎやすさ」はおとる印象です。

ホリデーペイ(有給休暇)について

🇦🇺 オーストラリア

  • フルタイムは年間4週間の有給休暇が法律で保証されています。
  • パートタイムの場合は働いた時間に比例して有給が付与されます。
  • カジュアル労働者は有給休暇はありませんが、その代わり時給が25%高く設定されており、休日勤務のペナルティで稼ぎやすい環境です。

🇳🇿 ニュージーランド

  • フルタイムも年間4週間の有給休暇が法定で付与されます。
  • パートタイムは働いた時間に応じて有給が比例付与されます。
  • カジュアル労働者も基本的に有給が付与される場合がありますが、契約によって扱いが異なります。

💡 まとめ

オーストラリアはカジュアルだと有給がない分稼ぎやすく、ニュージーランドはパートやカジュアルでも有給が付く場合があるため、働き方や契約によって休みの取りやすさが変わります。

チップ制度の違い

どちらの国もチップ文化はあまり強くありません。

オーストラリアでは、たまにお客さんから、$20〜50貰える時もありました。

またニュージーランドも基本は任意で、少額が多いです。

ですが、最近はファンシーなレストランだと特にチップを選択できる画面があるお店が増えています。

そのおかげもあり、私は現在、月に$100〜250のチップが貰えるレストランで働けています!

お客さんから貰ったチップが毎月スタッフに配分される仕組みになっています。私的にはめっちゃ嬉しい臨時収入です。

💡まとめ

価格帯が高いレストランほどチップが発生しやすいです。

ただし、サービスも丁寧に求められる傾向があります。

初めてのフルタイムジョブをNZでゲット

ここが1番私のとって、大きな変化でした。

オーストラリアでは安定した職をゲットできなかった私ですが、ニュージーランドでは週30〜40時間シフトをもらえるフルタイムに近い仕事をゲットできました。

契約上はパートタイムですが、安定して働けているので、結果的にオーストラリアよりも安定している状況です。笑

でもこの経験ができているのはオーストラリアの経験があったからだなと思います。

そのおかげで最低賃金+$3の時給という条件で採用してもらえました。

海外で「経験」が本当に重視されるということを身に沁みて感じました

ワーホリで行く国に迷ったら、目的を考える

もしも、お金を稼ぐためにワーホリに行くわけではないというのであれば、時給は気にしすぎなくてもいいかなと思いました。

2カ国経験した私的なバイトを選ぶときに大切だったな…と思うことは、

  • シフトや勤務時間の柔軟さ
  • 安定した勤務時間を貰える
  • 休日・祝日の扱い
  • 職場の雰囲気や人間関係

どの国いても、生活費を稼ぐために仕事は大きな部分を占めます。

だからこそ「自分に合った環境かどうか」、条件と雰囲気の両方をチェックするのがおすすめです。

私たちにも働く場所を選ぶ権利があります。

この記事が、少しでも仕事の選びに参考になったら嬉しいです!

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