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はじめに|海外ワーホリ中でもピルは続けられる?
私は日本で PCOS(多嚢胞性卵巣症候群) と診断され、8年間ピルを飲んでいました。
ゴールドコーストに来てから、日本から持ってきたピルが切れてしまい、困ったタイミングがありました。
• 「英語の病院ってハードル高すぎ…」
• 「そもそもワーホリ保険のBupaでピルはもらえるの?」
• 「既往症(持病)だと保険対象外って本当?」
こんな不安を抱えながら、実際にゴールドコーストの病院へ行ってきました。
結論から言うと、意外とスムーズに、しかも保険を使ってお安くゲットできました!
今回の記事では、私の体験談を詳しくシェアしていきます。
※これは私個人の経験で、医療アドバイスではありません。
オーストラリアの病院システム「GP」って何?
オーストラリアでは、日本のようにいきなり「婦人科」へ行くことはできません。
まず最初に行くのは GP(General Practitioner) と呼ばれる一般医です。
GPは、日本でいう「総合診療医」に近いです。
軽い体調不良から慢性的な悩みまで幅広く対応してくれます。
診察の結果、専門的な治療が必要だと判断された場合は、 専門医への紹介状を書いてくれます。
その紹介状がないと、基本的に専門医を受診することはできません。
ゴールドコーストの日本語医療センターが安心すぎた
私が行ったのは
ゴールドコースト・サウスポートの日本語医療センター(Japanese Medical Centre)。
“ゴールドコースト 病院 日本語” で検索すると必ず出てくる有名なクリニックです。
● 当日の流れ
- 日本語で予約
- 問診
- GP(一般医)による診察
- ピルの処方箋をもらって薬局へ
医師が日本語で専門的な説明をしてくれたので、PCOSのこと、ピルの種類、副作用などもスムーズに伝えられました。
※通訳サービスは保険カバー外でした(私の場合)。
オーストラリアのピル事情|日本と同じ種類はある?
日本で飲んでいたピルと、オーストラリアで処方されたピルは種類が違いました。
でも、お医者さんに「日本でこれを飲んでいた」と伝えると、成分が近いものや、オーストラリアで手に入る最新のピルを選んでくれます。むしろオーストラリアの方が種類が豊富なので、自分に合うものを見つけやすいかもしれません。
オーストラリアはピルの種類が多いので、体質に合わせて調整してもらいやすいです。
Bupa保険は使えた?|ワーホリで気になる“既往症扱い”
私はワーホリで人気の Bupa ショートステイのワーキングホリデープランの1番安いプランに加入していました。
一番心配だったのが、「PCOS(持病)は既往症扱いになって、保険が使えないんじゃないか?」 ということ。
結論から言うと、私の場合はBupaの「Short Stay Visitors Cover」で保険を適用させることができました!
ただし、約款を読み込むとかなりシビアなルールが書かれているので、注意が必要です。
約款には「既往症はカバーしない」と明記されている
Bupaの公式資料(Fact Sheet)には、以下のような厳しい条件が書かれています。
- 既往症の定義: 加入前の6ヶ月間に、その症状や兆候があった場合を指します。
- 診断の有無は関係なし: たとえ医師に診断されていなくても、本人が自覚症状を感じていただけで「既往症」とみなされる可能性があります。
- 補償の対象外: 原則として、このプランは既往症に対して一切の給付を行わない(does not provide any benefits)とされています。
それでも私が「保険適用」になった理由
約款上は厳しいのになぜ使えたのか? 私の体験から推測できるポイントは以下の通りです。
なぜ使えたのか、自分なりに分析してみたポイントがこちら:
- 「今の悩み」として受診した: 「継続治療」というより、「今生理が来なくて困っている」という今の体調不良をベースに相談した。
- GPの診察代はもともと補償範囲: 1番安いプランでも、GPの診察代や検査代はカバー対象に含まれている。
実際に返ってきたお金(明細)
| 項目 | 支払額 (A$) | 返金額 (A$) | 自己負担 (A$) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| GP診察代 | $85.00 | $82.10 | $2.90 | 政府基準額の100%カバー |
| 薬代 (ピル) | $32.00 | $18.70 | $13.30 | 指定薬剤の約60%カバー |
| 通訳代 | $25.00 | $0.00 | $25.00 | 保険対象外 |
| 合計 | $142.00 | $100.80 | $41.20 |
なぜ「100.8ドル」も返ってきたの?
1. 診察代(GP Consultation)はかなり手厚い
BupaのShort Stayプランは、GP(一般医)の診察費をMBS(政府基準額)の100%までカバーしてくれます。 今回、診察代85ドルのうち約82ドルが戻ってきたのは、ほぼ全額が「基準内の費用」と認められたからです。
2. 薬代(ピル)も一部カバーされた
資料には「Selected pharmacy items(選定された薬剤)」は60%還元(年間上限あり)とあります。 私のケースでも、32ドルの薬代に対して18.7ドル(約58%)が戻ってきており、約款通りの手厚いサポートを受けられました。
3. 通訳代は「安心料」として割り切る
通訳代などの付帯サービスは保険対象外となることが一般的です。 ですが、慣れない海外でPCOSのような専門的な体の悩みを正確に伝えるためには、必要な投資だったと感じています。
実体験からアドバイス!ピルをもらう時の注意点
✔ 日本語が使えるクリニックが圧倒的に安心
PCOSのような専門的な話は、日本語で伝えるのが一番確実。
✔ Bupaアプリを使い倒す
請求(クレーム)はアプリでレシートを送るだけ。数日で銀行にお金が振り込まれるので楽ちんでした。
✔ 薬は必ず薬局(chemist)で購入
処方箋を持っていけばOKです。
まとめ|ワーホリ中でもオーストラリアでピルは普通にもらえる
海外でピルを続けるのはハードルが高そうに見えますが、ゴールドコーストなら日本語でサポートしてくれる病院もあるし、保険もうまく使えば安く済みます。
他の街でも、通訳がいる病院は沢山あると思います。
婦人科系の症状で悩んでいる方、近くのGPに相談してみてください。


